多摩モノレールは、
多摩丘陵の森を通ります。
この丘陵を上り切ったところにあるのが、
多摩動物公園駅です。
ここには多摩動物公園のほか、
京王レールランドという京王電鉄の電車をモチーフにした、
テーマパークがあります。
今年は1月の頭から、
東京都の新コロナウィルス感染症まん延防止等重点措置(通称:まんぼう)
のため休園が続いていました。
しかし、
ようやく、
3月22日(火)から開演します!!
暖かくなって、
いいタイミングですね。
ここには動物園と、
レールランドで数回来ています。
車でも来ることができ、
電車でも東京駅から1時間で来れるので、
遊びに来やすいです。
そろそろまた行ってみたいですね。
多摩動物園公園
多摩動物園は、
日本最大の大きさで、
上野動物園の4倍の広さだそうです。
園も山の中にあり、
森の中に囲まれていて、
ハイキング気分でいけそう。
遊びに来ているのは親子連れの他、
大学生〜70代位のカップルがいて、
全世代に愛されています。
秋も過ぎた頃、
息子ちゃんが大きくなって、
長い間外出もできるようになってきたので、
親子で行ってみることにしたのでした。
多摩動物公園はアクセスが良い!!
多摩動物公園の良いところは、
車でも、電車でも来れることです。
外出できる時間が長くなったとはいえ、
長時間のドライブは、
息子ちゃんを疲れさせてしまい、
チャイルドシートに座らせたままでいることが、
難しくなります。
一方電車では、
息子ちゃんを縛っておくシートベルトもないし、
車内を若干歩き回ることもできます。
気分が悪くなることもないし、
長時間の移動の疲れを紛らわせることができていそうです。
車で来る時も、
有料ではありますが、
京王ストアの駐車場が4箇所、
繁忙時には臨時駐車場もできますし、
他の民間の駐車場もあります。
動物園に続く道路は山間を通っており、
後ろへ過ぎ去っていく木々を見ながらのドライブは、
気分がいいです。
また京王線の真下を車が走ることになることから、
ときどきモノレールを見上げながらすれ違うことも、
子供は楽しめるでしょう。
動物園の入り口からは、
山の影から出てくるモノレールを見ることもできます。
電車を下から見上げることができて、
息子ちゃんもおおはしゃぎできました。
入り口でお昼ご飯!
入り口のゲートをくぐると、
そこにはお土産屋さんと、
ご飯食べられるスペースあります。
休日に遊びに来る家族連れは、
たいてい子供が目を覚まして、
朝ご飯を食べさせて、
出かける準備をして…
それから動物園に到着する頃には、
そろそろお昼、
といった時間になるんじゃないでしょうか。
多摩動物園さんのこの構造は、
それを見越した作りになっているように見えます。
わたしたちも、
移動で疲れたので、
ひとまずこのエリアで休憩して、
少し早めのお昼ご飯を食べました。
このエリアは斜面の裾のほうに位置しています。
ご飯を食べ終わると息子ちゃんは、
普段は抱っこ一辺倒なのに、
いやでも自分の足で、
坂を上りたがります。
登山家と、小さい子供は、
山を登りたがるのでしょうか。
この坂道を登っていき、
現れる分かれ道のうち、
急な勾配の方に向かうと、
蝶々などがいる温室や、
サファリパークを通って、
動物園の奥に向かうことになります。
オランウータンのスカイウォーク
多摩動物園で一番興奮したのが、
オランウータンのスカイウォークです。
動物園の一番おく、
山間の中に、
オランウータンエリアがあります。
オランウータンが食事したり、
アスレチックがある場所は、
もちろん十分な広さがとられています。
私たち観客は、
遠くから遊具で遊ぶ彼らをみたり、
興味を持って近づいてきた彼らを窓越しに見たりすることもできます。
でも、
このエリアで最もすごいのは、
スカイウォークです!
最初に来た時、
このタワーとロープ、
何だかよくわからなかったのですが、
2度目に伺った時、
それは起こりました。
林の奥からロープづたいに、
彼らがやってきたのです!!
大きいこと、
子供みたいな子、
合わせて3体が、
その大きな体を揺らしながら、
ロープを伝ってきたのです。
これにはわたしたちも、
周りの人たちも大興奮。
彼らが通り過ぎるまで、
みんな口を開けて空を見て、
指差したり、
喜んでいました。
オランウータンさんには、
足元のわたしたちは、
どのように写っているのでしょう…
コアラエリア
コアラさんのいるエリアは、
室内型の飼育施設になっています。
ここにはコアラさんの他に、
主に夜行性の動物がいて、
観客が通るスペースは暗がりになっています。
コアラさんのいるところは
ユーカリの木やアスレチックがあって、
彼らが住んでいる地域に、
似せてあるようです。
コアラさんは基本的に高いところにしがみついていて、
昼間、私たちが会いにきているときは、
お昼寝をしています。
ちょうどこの高さが、
私たちが窓越しに眺めることのできる高さと同じになっていて、
彼らの寝姿を眺めることができます。
彼らはどんな夢を見ているのでしょう…
サファリパーク
サファリパークにはライオンたちがいます。
ライオンさんがいるエリアは、
観客がいるところから、
だいぶ窪んだ所にあって、
観客は柵越しに、
崖ごしのライオンさんを見ることができます。
また、
ライオンバスが日に何台か出ていて、
このライオンバスを待っている人たちは、
待合室から、
窓越しに、
ライオンさんたちと同じ高さで、
彼らを眺めることができるみたいです。
このライオンバスはすごく人気で、
私たちが行ったときはすでに整理券が無くなっていました…
ライオンさんは一夫多妻のハーレムを築くためか、
それを配慮した配置になっているのか、
この堀の中のライオンたちは、
ほとんどメスでした。
バスに乗れなかった私たちは、
崖上の橋の上から、
のんびりしているライオンさんたちを眺めることができます。
両腕を前に伸ばしている姿は、
ふわちゃん、きらちゃんを思わせます。
たまに飼育舎の方から、
すごい鳴き声が聞こえて、
肉食獣であることを思い出させてくれます。
ヤギのいる崖
動物園の奥からの帰り道、
ヤギのいる崖の横の細い道を通ってきました。
この頃には息子ちゃんはもう割と疲れていて、
お父ちゃんの抱っこでねんねしていました。
この奥の細道は、
崖のすぐ横に沿っていて、
その崖もヤギのために段々に整備されて、
フェンスが造られています。
この子たちも大きくてかっこいいツノが生えていて、
なかなかの迫力です。
次に会うときは、
息子ちゃんにも見てもらいたいなぁ。
水牛のいる川
水牛さんもいます。
彼らが“水牛”と呼ばれる所以たる、
水の中を歩く様が見られるように、
エリアには川が設置されています。
私たちはその上の橋を渡り、
上から彼らが川を移動する様を、
見ることができます。
山奥のヒョウ
奥の山間には、
ヒョウさんがいます。
このひのヒョウはなんだか大人しくて、
たたずみかたも絶妙でした。
出口へ
一番奥のオランウータンを見て、
細道を帰ってくると、
この入り口前の広場に戻ってきます。
このとき夕方だと、
多摩丘陵の山間からさす夕日が広場を照らしているのが見えます。
この景色は、
実際以上に景色がキラキラして見えて、
とっても綺麗です。
(写真はありません。。。)
私たちがトイレに行ったり、
お土産買ったり、
動物園を後にする準備をしていると、
ここまでぐっすり寝ていた息子ちゃんも、
“バチっ!!“と目が覚めて、
機嫌が直っています。
山間からやってくるモノレールも、
暗がりから、
夕日を浴びて、
私たちの前に姿を現します。
息子ちゃんも指を指して、
“しゃっ、しゃっ!”(でんしゃのことです。)
と言っています。
動物園をでて、
道路の信号を待っている間わたしは、
きっと、
ここにくるたびに息子ちゃんが大きくなって、
いろんなものが変わっていくのを感じるんだろうなぁ、
と思うのでした。
おまけ①:お土産
帰りに私たちが買ったお土産の一つが、
アライグマのリュックです。
2頭身がかわいい!!
ときどきこれに息子ちゃんのおむつを入れて、
彼に背負っててもらって、
お出かけしてます。
おまけ②:京王レールパークと京王あそびの森HUGHUG<ハグハグ>
京王多摩動物公園駅には、
動物園の他に、
遊びの森HUGHUG<ハグハグ>と、
京王れーるパークがあります。
これら三つの施設のあるこのエリアを
京王電鉄はキッズパークたまどうと呼んでいます。
HUGHUGは室内型のテーマパークで、
アスレチックで遊ぶことができますし、
れーるパークでは、
本物の電車の車両や、
電車のシミュレーションに触れることができます。
こちらもおすすめです!!
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