出産目前のママの入院中の過ごし方

入院

出産予定日の2ヶ月前に、

切迫早産と診断された私。

その入院期間は二週間でした。

当時はCOVID-19が流行ったばかりで、

お父ちゃんはもちろん、

親族とも面会のチャンスがなく、

この1ヶ月という時間を私は、

1人で過ごさなくてはいけませんでした。

息子ちゃんが、

立って歩けるようになって、

むにゃむにゃおしゃべりできる用になった今から、

当時を振り返ると、

とっても感慨深いです。

 

そこで、育児休暇明けて、

仕事を再開して、

久しぶりに“年末休暇”を過ごした今、

当時の私がどうやって過ごしてたのか、

思い出してまとめてみました。

スケジュールを立てる

切迫早産のおそれで予定よりも早くに入院した私は、

急に予定が白紙になってしまいました。

お父ちゃんに着替えと生活用品を持ってきてもらって、

看護師さんがさったあと、

病室に残された私は、

自分の体への不安だけでなく、

もやっとした焦燥感に包まれていました。

 

とにかくまずはスケジュールを立ててみよう、

そのときの私はそう思ったのでした…

 

とはいえ、

何かやらなければいけないことがあっただろうか…

生活用品を整理しながら、

重大なことを思い出しました。

洗濯物です。

 

私の予定入院期間は二週間で、

着替えを洗濯しなければ、

着るものがなくなってしまいます。

しかも切迫早産の恐れのあった私は、

車椅子に乗る必要があり、

何処へ行くにも看護師さんの介助が必要でした。

この“看護師さんにお願いする”というのが、

私にはとっても高いハードルでした。

なにせ、

看護師さんが対応しなければいけない患者さんは当然私だけでなく、

そのタスクは患者さんごとにいくつもあるはずです。

そのため、

看護師さんは絶えず忙しく動き回っていて、

目も心なしか*怖い…気がする(※個人的な感想です。)

 

しかしそう入っても私は使った洋服を洗わなくてはいけません。

つまり、

  1. 使った洋服をカゴに入れる
  2. 手を貸してくれそうな看護師さんを探す
  3. 看護師さんを呼ぶ
  4. コインランドリーに連れて行ってもらう
  5. コインランドリーから連れて帰ってもらう
  6. 着替えが洗い終わるのを待つ
  7. 以下2~5に同じ

です。

看護師さんを二度も呼ばなくてはいけないのでした…

 

忙しく働いている人を相手に自分の都合を入れ込むわけですから、

洗濯物をする日も最低限に抑えたい…

そうやって色々考えながら、

自分のカレンダーに洗濯物をお願いする日を入れました…

でもこうしてスケジュールに入れることで、

ちょっとした“タスク”を自分に課すことができて、

メリハリをつけることができました。

 

ちなみに、

このスケジュール作成に私が使ったのは、

スマホの“スケジューラー”アプリと、“卓上カレンダー”でした。

卓上カレンダーで、

一週間の予定の見通しを作って、

スマホで通知してもらう感じですね。

本を読む〜アマゾンプライムがお得!!〜

スケジュールを立てて、

入院生活に目印を置くことはできましたが、

時間の余白を埋めることができた訳ではありません。

そこでまず私は、

当時YouTube で流行っていたお父ちゃんが買った漫画と、

読まずに積んでいた小説を読むことにしました。

1冊目の漫画は、

“バビロンの大富豪”。


お父ちゃんが持ってた分厚い漫画です。

男の子が賢い大富豪にあって、

教えを実践して、

大富豪になるって話です。

自己啓発系の漫画かと思いますが、

普通に面白かったです。

主人公が壁にぶつかって、

それを乗り越えるっていう少年漫画によくある構成ですが、

昔からあるっていう、

漫画の元になった原書の要点を捉えているんじゃないでしょうか。

もう内容は忘れてしまいましたが汗


そしてもう一つ!

空白の時間を埋める読書には、

“アマゾンプライム”がお得!でした。

私はアマゾンのマワシモノではありませんが、

これに入っていると1,200冊以上の本を読むことができます!

図書館を枕元に置いているのと一緒ですね!!

…そうは言っても、

普段読書をしない私が通読できたのはゼロ冊でした泣

でも気になっている本をパラパラめくって、

内容を確認できたのはとっても楽しくできました。

私が読んだのは、

湊かなえさんの小説でした。

湊さんの本は重たいミステリーものが多くて、

この時読んだ本も、

昔、その重さに途中で挫折してしまったものでした。

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Huluでドラマを見る

本と並行してみていたのがHuluです。

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iPadを持ち込むことができたので、

消灯後のベッドで、

Huluでドラマを見ていました…

が、

病院にはWifiは当然おいておらず、

しかも通信量を少なめで契約していたので、

あっという間に通信制限…

病院生活でインターネットは無力でした…泣

Huluの他にも、

ネットには”Netflix“ですとか、


映画のサブスクリプションサービスがありますよね。

私は他にも、

Disney+”も見てたりして、

映画好きな人は、

入院前に無料キャンペーンとか期限付きのチケットを利用したりして、

試すのもいいかもしれませんね。

iPadでイラストを描く

入院する前、

病院から臨月で安静を命じられていた私は、

ソファで横になりながら、

家でYoutube三昧でした。

この時期に出会ったのが、

Youtuber、”Amity先生”の塗り絵動画でした。

塗り絵といっても、

紙に色鉛筆で塗るのではなく、

イラストレーターを使って、

iPadで、

無料の美麗なイラストに、

色を塗っていきます。

ただし、

この色の塗り方は、

色鉛筆で色を塗っていたのとは、

全く違う次元です。

 

iPadのアプリを利用するという特徴を生かしたもので、

多様なペンのタッチを、

素人の私でも使うことができるし、

色のグラデーションも、

とっても綺麗に表現することができます。

他にも、

塗り絵だけでなく、

オリジナルイラストを作る際の、

たくさんのテクニックやデジタルツールだけでなく、

IPadにはるシートなど、

魅力的なハードツールが紹介されています。



この“ペーパーライクフィルム”と“iPadペンシル“、

本当に紙の上で書いているような質感なんです。

 

当時iPadの新機種とこのiPadペンシルが発売したばかりでしたが、

私はAmity先生の動画を見て、

衝動買いしてしまいました笑

私はこのAmity先生の動画を見て、

イラストレーターのテクニックを覚えただけでなく、

簡単な“おしゃれな”イラストを描けるようになりました。

たぶん、

簡単なWebデザインの勉強の入門なんかにも使えるんじゃないでしょうか。

他にもデザインだけでなく、

iPadの仕事に使えるアプリとか、

使い方を紹介していて、

面白いです。

入院中の昼間の時間、

私は、

この動画で勉強した知識を使って、

イラストを描いたり、

塗り絵をしたりしていました。

刺繍

この塗り絵と並行していたのが、

刺繍です。

刺繍は私の母が、

私が生まれてくる時にも、

たくさん作ってくれていたものでした。

私は、

少ない通信量を追加して、

ネットで可愛い刺繍を見つけては、

購入して自宅に送り、

お父ちゃんに病院に届けてもらうようにしました。

二週間という短い(とはいえ感覚としては長い)時間でしたが、

刺繍は5つくらい作れたと思います。

刺繍は絵を描くように、

糸で書き込むことができます。

私は作った刺繍に、

息子ちゃんが生まれた時の体重や身長を、

記入できるように、

“日付、〜kg、〜cm“というのを刺繍しました。


生まれてくる息子ちゃんのことを思いながら、

刺繍を作るのはとっても楽しかったし、

気持ちも前向きになりました。

あと、スマホと家族の会話〜無音電話というコミュニケーション〜

今更感ありますが、

スマートフォンは必須でした。

面談ができなかったため、

外部との情報のやり取りは、

スマホだけでした。

このスマホを使って、

お父ちゃんに着替えの追加を持ってきてもらったり、

刺繍を届けてもらったり、

家族には毎日の話し相手をしてもらったり…

でもスマホでの会話も病室ではできなくて、

休憩室に連れて行ってもらう必要がありました。

“絶対安静“の私は当然、

休憩室に行くにも看護師さんを呼ばなくてはいけません。

声での会話は一週間に一度だけ。

看護師さんに恐る恐る声をかけて、

お願いしていました。

そんな私が思いついたのは、

“無音電話”です。

動画だけつけて、

お父ちゃんと表情だけでコミュニケーションしてました汗

当時は家族の動いてる顔を見るだけで、

ものすごく安心できましたね。

同じ部屋に入院しているママさんたちと、

直接話したことはほとんどありませんでしたが、

日常が送れないストレスや、

妊娠で生じる体の変化で、

いつも不安で押しつぶされそうなのが伝わってきましたし、

私もそうでした。

 

日常生活では、

当然だった家族との会話に、

あんなに感謝するとは思いませんでした…

おまけ〜レンタルwifiはあったらいいかも〜

私は二週間足らずで通信量を使い切ってしまいましたが、

入院する前にレンタルwifiを借りておけばよかったな、

と思いました。

家族との生の会話は週に一回だけでしたが、

メールは毎日やりとりしてました。

当時は家に残してきたふわちゃん、きらちゃんの様子が、

毎日気になっていたので、

彼らの写真をお父ちゃんに送ってもらっていました。

お父ちゃんの足の下からこんにちは

ドラマを見たり画像をやりとりしているとあっという間に、

制限がかかってしまうので、

次に入院することがあったら、

wifiをレンタルしようと思ってます。


まとめ

今回、入院した時のことを振り返ってみましたが、

仕事に復帰してから感じる1ヶ月はあっという間ですが、

当時は、

とっても長く感じました。

それでもその1ヶ月にやった色々なことは、

今思うと、

結構密度高い気がします。

COVID-19 が発生してから、

病院生活、

特に私の場合、

出産の前のリスクの高い状態での入院は、

精神的にも不安定になりがちでした。

そのため色々やることがあったことは、

救いでした。

入院はとっても怖いことを考えてしまうこともあるかもしれませんが、

そこは普段からやりたいことをやるチャンスだと思って、

開き直ってしまった方が、

ストレス発散にもなって、

いろんな物事がポジティブな方向に進む気がします。

 

この記事が、

これからママになる方や、

何かで入院する方の助けになったらいいなと思います。

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