冬の高尾山まで小旅行

観光

せっかく山の近くに住んでいるので、

その四季の景色を見ておきたい!

と常々思っているのですが、

毎年、そんなことできずに歳を越してしまいます。

特に秋。

いつも見逃してしまいます。

東京は今週からすっかり冷え込んで冬に突入しましたが、

秋の残り香を感じておきたい!

そう思って、

夏ぶりに高尾山に行ってきました。

冬の高尾山はまた違った顔を見せてくれたので、

備忘録的にメモしておこうと思います。

いざ高尾山入口へ

今回は車ではなく、

中央線と京王線で行きます。

八王子〜西八王子は住宅地が続きますが、

高尾に向かうにつれて、

だんだんと、山が迫ってきます。

高尾駅からはこんな山々が見えていて、

山の色のグラデーションや、

冬の日差しが作る山の陰影が、

とても美しいです。

すでにワクワクしています。

この感じが、

小旅行っぽいんですよね。

電車ですぐなんですけど。

昔、こち亀で、

高尾が東京最果ての地、

みたいな書き方されてたな。

葛飾区からしたら、

果ての果てでしょうけどね。


高尾駅についたら、

次は京王線に乗り換えて、

高尾山口に向かいます。

ここまでくると、

もう山の近くを通っていくので、

森の中に入っていく感じに近いかもしれません。

 

駅について改札を出ると、

右手に温泉、極楽の湯。

駅直結!こんなスーパー銭湯他にあるんでしょうか。

 

山の木々に囲まれながら、

鳥の鳴き声を聞いて入る露天風呂は、

最高に気分がいいです。

でも今回はお預けです。

このままTAKAO599ミュージアムまで行って、

その後、

高尾山の入り口のケーブルカー乗り場まで行ってみます。

京王高尾山口駅〜TAKAO 599 meusium

高尾山口駅から599ミュージアムに向かう途中、

石のオブジェを見つけました。

TAKAO 599 MUSEUM→

よく見ると、

599ミュージアムまでの道標になってました。おしゃれ。

落ち葉が敷き詰められた地面を横目に、

小川沿いに山へ向かい、

“とろろ橋”という小さな橋を渡ると、

おまんじゅうや、お蕎麦のお店が並ぶ、

通りに出ます。

甘い団子、しょっぱい蕎麦、

誘惑を振り切りつつ通りを横切ると、

599ミュージアムにつきました。

日差しが光の柱のよう… さながら神殿でしょうか。

夏に来た時は緑の山々に囲まれていましたが、

今は紅葉が終わって、

茶色と緑の景色を望むことができます。

きっと秋には、

ミュージアム併設のカフェから、

燃えるような鮮やかな赤い山を眺めて、

コーヒーが飲めたことでしょう。

ミュージアムの向かいにはTAKAO COFFEEさんもあるので、

こちらもおすすめです。

 

常設展は最後にまわすとして、

ケーブルカー乗り場まで行ってみましょう。

ケーブルカー乗り場へ

ケーブルカー乗り場は流石に人がいますね。

山の入り口という感じで、

空気も違う感じがします。気のせいかな。

気温もそんなに寒くはなかったものの、

空気は乾燥して、

見事な冬晴れ。

そしてムササビの像。

着地。

道の石にしがみついてるみたいな姿が

キュートです。

どことなくウチのきらちゃんを思い出します。

このままケーブルカーに乗って、

山頂を目指したいところですが、

今日のところはこの辺で引き返します。

そういえば、

例のCOVID-19 の影響で、

夏の間お休みしていたビアガーデンが、

10月から再開して11月下旬までやっていたそうですね。

お酒飲まないにしても、

山の中で食事するって楽しいですよね。

来年は気温が高いうちにこれるといいな。

帰り道

行きにはあまり気にとめませんでしたが、

まだ紅葉している紅葉を見つけました!

やっぱり赤くなってる紅葉は綺麗ですね。

ちなみに、秋はこんな紅葉が見れたようです。

お父ちゃんのお母様からいただいたものです。

紅葉の“紅”が鮮やかすぎます!!

やはり、

秋の紅葉を来年こそはみにきたい!!

そうして、極楽の湯への入り口を横目に見つつ、

電車に乗っておとなしく帰るのでした。

 

おまけ: 599 ミュージアムの標本たち (*昆虫注意)

599ミュージアムは夏にも中に入ったのですが、

以前よりも標本が楽しく感じられました。

常設展だけど、季節で入れ替えたりすることあるのかな?

あると面白いでしょうが、

コレクションの保存は大変そうですね。

ミュージアムの中の様子は、

公式のホームページや他の業者さんのページが詳しいんですが、

備忘録ってことで残しておきます。

あと、とっても美しい標本群で、

息子ちゃんにも自然に親しんで欲しくて、

写してますが、

昆虫苦手の方は、ブラウザバックで。

以下むし注意ってことで自己責任でお願いします。

まず入り口入ってカフェを横切って、

ホールで最初に目にする展示ケースは、

高尾山のジオラマかと。

現在地の高尾山入り口がここで、

このずっと奥のところにあるのが、

陣馬山ですか。

高尾山から尾根伝いに、

陣馬山までの登山コースがあるというのは聞いたことがありましたが、

こんなに長く険しい道だとは汗

割と慣れた人なら朝一のバスで陣馬山まで行って、

その日のうちに帰ってこれる、

なんて聞いたことがあった気がしましたけど、

このジオラマを見ただけで、

私には到底無理だと思いました汗

行ってみたいけど。

この先、いくことあるかな。

そしてここから標本。

まずは植物。

高尾山に存在する、

苔や、植物の芽が展示されています。

特に苔の標本は、

苔の子実体の標本も作られていて、

すごく面白いです。

教科書に乗ってましたよね。

もちろん山を歩けば見つけられるんでしょうけど、

こうやって、

樹脂の中に保存されているのは、

美しく、興味深いです。

キノコの標本は夏は見落としていたような気がします。

これも美しい。

そして最後に昆虫。

蛾や蝶、カマキリ、カブトムシ、クワガタ、etc…

とりあえず、

美しい蛾の標本。

左:オオミズアオ、右:ヤママユ というそうです。

この“オオミズアオ”のうす緑色の羽、

なんて美しいんでしょう。

”ヤママユ”はモフっとしてて、

小動物のような可愛さがあります*。

*感じ方には個人差があります。

次に蝶々。

左:アサギマダラ、右:オオムラサキ

“オオムラサキ”や“アサギマダラ”の翅の色は、

日本の着物の染めた柄を思わせます。

そしてカブトムシ。

見てください、この標本、

カブトムシが飛んでいくまさにその瞬間を、

表現しています!

カブトムシが翅広げて飛んでるのなんて、人里で普通に過ごしてたらまずみかけません。

“立体標本“というらしいです。

この本で“立体標本”知りましたが、

表紙の他に色々な美しい標本が取り上げられてます。(リンクになってます。)

すごいですよね。

やり方書いてあっても理解できません汗

そういえばお父ちゃんが最近、

ガチャガチャで、

カブトムシとカマキリのやつ欲しがってました。

息子ちゃんもこういうの好きになるんでしょうか。

アフィ貼っておいてなんですが、

ガチャガチャのコンプしたやつ、

通販で買えるのいいんですけど、

高すぎますね汗

模型も家に置かれると邪魔になりますけど、

ミュージアムの標本なら、

完成していて美しいですし、

お出かけも楽しいから一石二鳥ですね。

他にも季節ごとに催し物をしているそうなので、

面白いのを見つけたら行ってみたいです。

息子ちゃんも興味持つかな。

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