せっかく山の近くに住んでいるので、
その四季の景色を見ておきたい!
と常々思っているのですが、
毎年、そんなことできずに歳を越してしまいます。
特に秋。
いつも見逃してしまいます。
東京は今週からすっかり冷え込んで冬に突入しましたが、
秋の残り香を感じておきたい!
そう思って、
夏ぶりに高尾山に行ってきました。
冬の高尾山はまた違った顔を見せてくれたので、
備忘録的にメモしておこうと思います。
いざ高尾山入口へ
今回は車ではなく、
中央線と京王線で行きます。
八王子〜西八王子は住宅地が続きますが、
高尾に向かうにつれて、
だんだんと、山が迫ってきます。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/8C585CA1-6568-4A7D-876C-7380A883FB99.jpeg)
高尾駅からはこんな山々が見えていて、
山の色のグラデーションや、
冬の日差しが作る山の陰影が、
とても美しいです。
すでにワクワクしています。
この感じが、
小旅行っぽいんですよね。
電車ですぐなんですけど。
昔、こち亀で、
高尾が東京最果ての地、
みたいな書き方されてたな。
葛飾区からしたら、
果ての果てでしょうけどね。
高尾駅についたら、
次は京王線に乗り換えて、
高尾山口に向かいます。
ここまでくると、
もう山の近くを通っていくので、
森の中に入っていく感じに近いかもしれません。
駅について改札を出ると、
右手に温泉、極楽の湯。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/DB760FFE-B8EC-4AC7-97C9-40D21C41CC35-edited.jpeg)
山の木々に囲まれながら、
鳥の鳴き声を聞いて入る露天風呂は、
最高に気分がいいです。
でも今回はお預けです。
このままTAKAO599ミュージアムまで行って、
その後、
高尾山の入り口のケーブルカー乗り場まで行ってみます。
京王高尾山口駅〜TAKAO 599 meusium
高尾山口駅から599ミュージアムに向かう途中、
石のオブジェを見つけました。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/CA5F939F-7B29-406E-9653-CBF73FFD251E-e1639575722514.jpeg)
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/DE5A6416-DDE4-475B-949C-3BED90B3C32A-e1639575738499.jpeg)
よく見ると、
599ミュージアムまでの道標になってました。おしゃれ。
落ち葉が敷き詰められた地面を横目に、
小川沿いに山へ向かい、
“とろろ橋”という小さな橋を渡ると、
おまんじゅうや、お蕎麦のお店が並ぶ、
通りに出ます。
甘い団子、しょっぱい蕎麦、
誘惑を振り切りつつ通りを横切ると、
599ミュージアムにつきました。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/556B7096-A137-4EFE-B979-242BE1DF6225.jpeg)
夏に来た時は緑の山々に囲まれていましたが、
今は紅葉が終わって、
茶色と緑の景色を望むことができます。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/70540080-2B0E-4AF9-8E56-CB12974558B6.jpeg)
きっと秋には、
ミュージアム併設のカフェから、
燃えるような鮮やかな赤い山を眺めて、
コーヒーが飲めたことでしょう。
ミュージアムの向かいにはTAKAO COFFEEさんもあるので、
こちらもおすすめです。
常設展は最後にまわすとして、
ケーブルカー乗り場まで行ってみましょう。
ケーブルカー乗り場へ
ケーブルカー乗り場は流石に人がいますね。
山の入り口という感じで、
空気も違う感じがします。気のせいかな。
気温もそんなに寒くはなかったものの、
空気は乾燥して、
見事な冬晴れ。
そしてムササビの像。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/134F5418-B05B-4C99-A843-7927A5877FEF-e1639576370899.jpeg)
着地。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/114C3EE1-1FA8-4FA8-9B81-195DB1F6575E-e1639576394975.jpeg)
道の石にしがみついてるみたいな姿が
キュートです。
どことなくウチのきらちゃんを思い出します。
このままケーブルカーに乗って、
山頂を目指したいところですが、
今日のところはこの辺で引き返します。
そういえば、
例のCOVID-19 の影響で、
夏の間お休みしていたビアガーデンが、
10月から再開して11月下旬までやっていたそうですね。
お酒飲まないにしても、
山の中で食事するって楽しいですよね。
来年は気温が高いうちにこれるといいな。
帰り道
行きにはあまり気にとめませんでしたが、
まだ紅葉している紅葉を見つけました!
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/3936DEC5-EFE1-48EA-B6ED-0A8F9DF6F3FC-edited-e1639614046253.jpeg)
やっぱり赤くなってる紅葉は綺麗ですね。
ちなみに、秋はこんな紅葉が見れたようです。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/ADCD7A92-3F50-4E1D-A883-94FD0732B14F.jpeg)
お父ちゃんのお母様からいただいたものです。
紅葉の“紅”が鮮やかすぎます!!
やはり、
秋の紅葉を来年こそはみにきたい!!
そうして、極楽の湯への入り口を横目に見つつ、
電車に乗っておとなしく帰るのでした。
おまけ: 599 ミュージアムの標本たち (*昆虫注意)
599ミュージアムは夏にも中に入ったのですが、
以前よりも標本が楽しく感じられました。
常設展だけど、季節で入れ替えたりすることあるのかな?
あると面白いでしょうが、
コレクションの保存は大変そうですね。
ミュージアムの中の様子は、
公式のホームページや他の業者さんのページが詳しいんですが、
備忘録ってことで残しておきます。
あと、とっても美しい標本群で、
息子ちゃんにも自然に親しんで欲しくて、
写してますが、
昆虫苦手の方は、ブラウザバックで。
以下むし注意ってことで自己責任でお願いします。
まず入り口入ってカフェを横切って、
ホールで最初に目にする展示ケースは、
高尾山のジオラマかと。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/8D8F3464-5832-4E0C-9746-298A6ED8F68E.jpeg)
現在地の高尾山入り口がここで、
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/0B457088-AA3A-429D-9D8B-C6E5E6E50D79.jpeg)
このずっと奥のところにあるのが、
陣馬山ですか。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/F4DA2530-9C87-4DBD-BCCF-C20661629AE9.jpeg)
高尾山から尾根伝いに、
陣馬山までの登山コースがあるというのは聞いたことがありましたが、
こんなに長く険しい道だとは汗
割と慣れた人なら朝一のバスで陣馬山まで行って、
その日のうちに帰ってこれる、
なんて聞いたことがあった気がしましたけど、
このジオラマを見ただけで、
私には到底無理だと思いました汗
行ってみたいけど。
この先、いくことあるかな。
そしてここから標本。
まずは植物。
高尾山に存在する、
苔や、植物の芽が展示されています。
特に苔の標本は、
苔の子実体の標本も作られていて、
すごく面白いです。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/310245F9-6E85-4989-991C-BD66D73B01D2.jpeg)
教科書に乗ってましたよね。
もちろん山を歩けば見つけられるんでしょうけど、
こうやって、
樹脂の中に保存されているのは、
美しく、興味深いです。
キノコの標本は夏は見落としていたような気がします。
これも美しい。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/42F40E67-2BA8-49F1-983F-C32F6C1ACBDC.jpeg)
そして最後に昆虫。
蛾や蝶、カマキリ、カブトムシ、クワガタ、etc…
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/0A50547E-BA7B-4EF8-B439-CDD85908CC82.jpeg)
とりあえず、
美しい蛾の標本。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/08C4D0D6-982D-4C77-B462-63CDF704515C.jpeg)
この“オオミズアオ”のうす緑色の羽、
なんて美しいんでしょう。
”ヤママユ”はモフっとしてて、
小動物のような可愛さがあります*。
*感じ方には個人差があります。
次に蝶々。
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/25281E95-7682-47FE-AC8D-B9106D1AC272.jpeg)
“オオムラサキ”や“アサギマダラ”の翅の色は、
日本の着物の染めた柄を思わせます。
そしてカブトムシ。
見てください、この標本、
カブトムシが飛んでいくまさにその瞬間を、
表現しています!
![](https://fuwakira.com/wp-content/uploads/2021/12/38B30C98-DA33-441B-B1F4-BA46441D10BD.jpeg)
“立体標本“というらしいです。
この本で“立体標本”知りましたが、
表紙の他に色々な美しい標本が取り上げられてます。(リンクになってます。)
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/226d6782.16d9ba86.226d6783.59d0c4cb/?me_id=1278256&item_id=20642516&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Frakutenkobo-ebooks%2Fcabinet%2F3980%2F2000010613980.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)
すごいですよね。
やり方書いてあっても理解できません汗
そういえばお父ちゃんが最近、
ガチャガチャで、
カブトムシとカマキリのやつ欲しがってました。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/226d6bf7.7b84cb4e.226d6bf8.fe6ede09/?me_id=1385939&item_id=10509608&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fsouthbank%2Fcabinet%2Fimg0_mil2%2Foht_20%2Fremval_16%2F73uqdyrt6i51bgp8.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/226d6ceb.8fc7eff8.226d6cec.6b3751ce/?me_id=1274922&item_id=10171819&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fauc-yuyou%2Fcabinet%2F2110%2Fg21105ss02.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)
息子ちゃんもこういうの好きになるんでしょうか。
アフィ貼っておいてなんですが、
ガチャガチャのコンプしたやつ、
通販で買えるのいいんですけど、
高すぎますね汗
模型も家に置かれると邪魔になりますけど、
ミュージアムの標本なら、
完成していて美しいですし、
お出かけも楽しいから一石二鳥ですね。
他にも季節ごとに催し物をしているそうなので、
面白いのを見つけたら行ってみたいです。
息子ちゃんも興味持つかな。
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